聖火リレーのガイドラインが発表されても、中止の態度を変えない島根県知事

聖火リレーを中止にすると言って
話題になっている島根県知事が

聖火ランナー宛に出した文書を
入手しました。以下全文。

東京2020オリンピック聖火リレー
聖火ランナー各位　
令和3年2月18 日

島根県知事丸山達也

東京2020オリンピック聖火リレーの検討状況について
拝啓梅のつぼみも膨らみ始め、春の兆しを感じる頃となりました。皆様には、一層ご清祥のことと
存じます。さて、新型コロナウイルスに関する対応状況や課題について情報共有するため、昨日聖火リレー島根県実行委員会を開催しました。私からは、「首都圏における新型コロナ感染症拡大が進んでおり、その対応が改善されない中では、この夏の東京オリンピック・パラリンピックの開催には賛同できず、そのプレイベントに位置づけられる聖火リレーも実施すべきではないと考える。ランナーの皆さんの心情を思うととても心苦しいが、中止の検討を進める」旨の意向を表明したところです。
これを受け、東京2020オリンピック聖火リレーの中止を決定したかのような報道も一部あったところですが、現段階で聖火リレーの中止を決定したのではなく、飲食店に対する大都市のように感染が拡大した地域と島根のような感染を抑えている地域を政府が公平に扱っていない問題、再三に亘って感染を拡大させている東京都の対応など、政府や東京都の対応が改善されない中では、中止を検討するということです。今後1か月程度、政府や東京都の対応を見極め、改善されなければ中止と最終判断せざるを得ませんが、私も皆様方と同様に、新型コロナウイルス感染の事態が収束し、安全・安心して聖火リレーが実施できることを願っており、組織委員会に対してはガイドライン等の速やかな策定・提示を求めてまいります。来たるべき、2021年5月15日(土)、16日(日)には、皆様に聖火ランナーとして走ってもらい、未来につながる聖火リレーが実現するよう、実行委員会に対しては、今後も万全の準備を進めるよう指示したところです。どうか聖火ランナーの皆様方には、事情をご理解いただきますようお願い申し上げます。

島根県にも注目してよという
ことで、極端なことを言って
目立ちたいのは分かりますが

オリンピックや聖火リレーを
政治の手段にするのは、ちょっと
違うんではないでしょうか？

一方で、東京五輪・パラリンピック
組織委員会は先週、スタートまで
残り１カ月となった五輪聖火リレーの

新型コロナウイルス感染症対策を
公表しました。